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節電グッズ 冬用 リユースエコカイロ 


計画停電や大型停電が心配され、生活に影響を与えた夏が過ぎ去っていきます。しかし東日本大震災の復興は未だ始まったばかりで、私たち一般家庭の節電とエコ・省エネ生活のルーチン化は、ますます洗練していかなければなりません。

私たち家庭でできる節電エコ生活はささやかな活動に見えますが、社会そのものの根底であり、時に大きな流れを生み出す小さな波紋の始まりでもあります。



本日は、これから冬に向けての節電グッズと言うことで、「カイロ」を取り上げてみたいと思います。


カイロとは、鉄が酸化鉄になる化学反応を利用した製品で、空気中の酸素と鉄が反応した時に生まれる熱にって成り立っています。

最もなじみのあるカイロは、この化学反応を起こす成分「鉄粉」「水・塩類」「活性炭」「保水剤(バーミキュライト等)」がブレンド配合され、発熱時間や温度を調整しているそうです。
カイロ工業会HP参考



冬の定番使い捨てカイロは皆さんお馴染みですが、最近ではリユースできる(使い捨てない)エコカイロなるものがあるのはご存知でしょうか?


リユースカイロの成分は酢酸ナトリウム水溶液を主としているようです。

使用前のリユースカイロは飽和状態の過冷却水溶液で、PVC内に酢酸ナトリウム水溶液と同封されている金属片を外部から刺激することで水溶液が結晶化し始め、その結晶化の際に発生する熱を利用するようです(詳しく知りたい方はググって見てくださいね)。


リユースカイロの長所は勿論何度も使えること。そしてデザインがスマートで可愛らしい物が販売されているところでしょうか?

特に売れているリユースカイロはハート型のもので、外出時手元にあっても女性ならアクセサリーとしても抵抗が少ないかもしれませんね。

リユースカイロは他にも「ガチャピン」や「バーバパパ」、「やきいも」や「たいやき」なんてものもあるようです。素材がPVCなのでこれから様々なパッケージデザインのものが販売される可能性がありますね。


リユースカイロの短所は、まず発熱時間でしょうか。

現在販売されている商品はおおむね1時間程度で発熱効果が失われるようで、もう一度使うためには沸騰程度の熱湯で10~20分加熱しなければならないので、外出時にこれ一つでは用を足せないケースが多そうです。


リユースできるエコカイロは、冬向けの節電グッズとしてまだまだ改善の余地がありそうですね。