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節電エコ家電と節約1 洗濯乾燥機


本日はたまたま見かけた節電洗濯機をご紹介し、国内の洗濯乾燥機事情についてお話したいと思います。

その節電洗濯機はイギリスRussell Hobbs社のもので、7kgの洗濯が12分で完了し、同等の洗濯機と比べても使用量水量が15%少く、洗濯にかかる時間が短いので、一回の洗濯に必要な消費電力は30%も少なくなるというのです。

ちなみに日本製洗濯機の最速洗濯時間は、10kgの洗濯物で約35分という事です。

この最速洗濯を実現しているのは、洗剤と水を二本のジェット水流で同時に吹き付ける機能なのですが、同様の機能を採用している日本の洗濯機があります。

それは日立の洗濯乾燥機BW-D9MVの機能「エコピート洗浄」で、更に「eco水センサー」という機能を使う事によって洗濯一回あたりの消費電力量・洗剤量・使用水量を最大9%節約する事ができると説明されています。


日本国内の洗濯乾燥機で省エネ・節水NO.1と言われているのはPanasonicのNA-VT8000L/Rでしょう。

この洗濯機にはエコウォッシュシステムと呼ばれる省エネ機能が付いており、洗濯時間は約35分となっています。
エコウォッシュが優れているのは、使用電力量・水量の無駄を感知して、自動的に節約する機能がある事です。

具体的には、汚れの度合いや洗濯の量をセンサーで判断して運転時間や水量を調節すると言うものです。
このエコナビ運転中には、最大約10%消費電力量の削減と最大約7%の使用水量の削減を達成できるとされています。


イギリスRussell Hobbs社の洗濯機に比べ、節電節約機能はやや劣ると思われる方もいるかもしれませんが、この30%などの数値は当社比であったりあくまで対象との差なので、言ってみれば元々性能の良い日本製の洗濯機が、更に10%など継続的に電力使用量を削減し続けている事の凄さは言うまでもない事ではないでしょうか。


今ある洗濯機での節電と言う意味では、まず乾燥が消費電力を増やしている事を認識しておきましょう。

日本の洗濯機2011年1月調べでの洗濯時の消費電力量(Wh)は、
全自動洗濯機で >  47~ 150Wh
洗濯乾燥機で   > 690~2450Wh  の消費電力となっています。

ちなみに洗濯乾燥機は上記でご紹介したパナソニックのエコナビ搭載機がTOPで、しかも前型のVX7000
東芝の「ZABOON」と日立の「ヒートサイクル風アイロン ビッグドラム」は1000wh以内で、それ以外の洗濯乾燥機は消費電力量が1750wh以上となっています。

つまり乾燥機をなるべく使わないようにすれば、飛躍的に節電できると言う事はあきらかですよね。

皆さん、それぞれの環境で乾燥時間を減らすを工夫してみませんか?